僕と君の見ている風景@国立霞ヶ丘競技場100821

ネタばれにきっとなる雑感。
34ゲートスタンド上段より。
メインステ越しに見える新都心が素晴らしく。風も気持ち良くて、始まる前は西日が不安だったけど、始まるころには気にならず、とても見やすかったです。何が良席かわからない国立で、ほぼ正面から全体を見渡せたのはとても良かったな。
演出とかしっかり覚えているタイプではないので、ざっくりとソロと全体とまーくんの感想を。

  • にのちゃんソロ

いやすげぇかわいかったよ。さすがにのみやと言わざるを得ないよね。最後ちびズが白と赤のTシャツを着て、風船を両手に持って出てきただけでもうへあwってなったのに、背を向けて(背が赤)ハートを作られた時はもう本当にいろんな意味でさすがとしか。さすがですにのみやさん。衣装も含めかわいいの一言である。

  • 櫻井ソロ

映像はなんかハンマーセッションみたい!!!!!!!ってずっと思ってた。ごめんなさい(対象は想像におもまかせ)衣装もなんかすごくてすごくて笑い転げてしまいました。そんでそんなに出オチ感満載なのに曲がかっこよくてなんかもう面白すぎたけど、そんでこんな面白いしか言ってないけど、わりとかっこいいと思ってるし好きです。

  • さとしソロ

全員が全員と言っていいレベルで作りこまれた世界でのソロ曲なのに、どこまでもシンプルでほんとかっこよかった。わたしこの曲が凄く好きだし、空の見えるこの会場で突き抜けるような気持ちの中で、すっと伸びるさとしの歌声とダンスが堪能出来てしあわせでした。静かな夜に、ってタイトルと陽の入り具合が非常に良かった。

  • 松本さんソロ

最高にかわいい。MJウォークを経てのこれて!二番煎じ感はしかも皆無!かっこいい!ここまでレーザーが出てこないのはここでの盛り上げに一役買うためですよねわかります!!!!というくらい適切なレーザーの使い方にものすごく興奮しました。

  • あいばくんソロ

今回のソロは見る前からずーっとずっと本当に楽しみにしていて、幸せまき散らすだけの和み系さわやかソングではないものをずっとずっと待っていたので、初めて音源聞いたときは二重の意味で震えた*1。暗闇で歌うまーくんが、暗闇で踊るがしがし踊るまーくんが見たいれす><って思っていたので、ソロが一曲終わるたびに、まーくんが暗闇で歌う可能性が高くなるたびに、震えていました。でもって、櫻井くんが歌い終えたあたりから、ふっと当たり前なんだけどそれまで全く考えていなかった可能性に行きついて、それがつまり、松本さんとまーくんのソロ曲って、二曲立て続けの可能性あるよね、っていうか今回のソロで唯一そのつなぎが成り立つよね、みたいな。
だから、正直、松本さんのソロ曲、ラストのほうは記憶がないです。バクステにまーくんがあがった瞬間から一緒にはいったお友達に、バクステに5人いる(しかもひとり明らかに衣装が違う)ってずっと言い続けていたようです。しかも友人にはまーくんが見えていなかった模様。すまん。
イントロがはじまり、まーくんのお顔を覆うゴーグルに赤く「マジカルソング」って流れた瞬間からずっと、まーくんかっこいい以外に何も思わなくて、本当に本当に幸せな数分間でした。
これがわたしの望んだソロ曲かと言われればまた違う、でもステージ上で笑顔を隠すことができないまーくんの、一番かっこいい姿を見れたって思っています。電飾でぴかぴかの衣装、ジャケットの裾は電飾のおかげがドナルドのお尻みたいにぴょこってなっていて非常にキュート。これまた電飾でぴかぴかのハットはそれこそWinkUpのソロ表紙を思い起こされる愛らしさ。それに加えて、幸せでたまらないって笑顔を振りまいて踊るまーくん。
「ひぇー」の瞬間って、振りとしてはラブソの、「ふったっりーがーはーなれていってもー♪」のおめめピースなんですよ。左から右におめめピース流すんですよ。かわいくないわけがないんですよ。まーくんお得意の片足上げてこぶしを突き上げてくるくる回るのも振りに入ってて、すごくすごくかわいかったし、ぶっとびまくった衣装が本当にかっこよかったです。
ゆるいまーくんも好きだけど、ハログッバイもふれんどしっぷも大好きだけど、それとはまったくベクトルの違う可愛さと、奇をてらった衣装を完璧に着こなすゆるぎないアイドル性。ほんとうにわたしの大好きな人は、天才肌で可愛くてかっこいいなとほれなおしました。大好きです。

  • 雑感

今回のツアーには、不満もあるというか。前半戦は一曲目とソロ曲以外にこれ!ってくるものがあまりなく、印象がすごく薄い。なんというか、たぶんいい演出もあったんだと思うんだけど、すべてがぶっ飛んでいる。これはたぶん、演出云々だけの問題ではなく、わたしがまーくんのソロ曲に滾りすぎたというのもあるwので、言い切ることはできないけど。でも一番思ったことが、「こんな踊らないユニだっけ?」ってこと。れっみーだうんも、注意力散漫で見たのかもしれないけど、パフォーマンスとしてかちっとしてる印象がなく、あんなにかっこいい曲なのに、あんなにかっこいい曲だからか、ぐだっとした印象がある。
全体を通して衣装もなんだかなー。オレンジのつなぎはそれを着てうたうどの曲ともあっていないし、バックと嵐がごっちゃになっちゃう衣装もある。なんていうか、その気が回りきってない感が悲しかったです。
ただソロ曲は本当にどれもこれも素晴らしかったし、サマースプラッシュの噴水の清々しさったら文句のつけようもないし、モデルズの空中歩行から始まるショウタイムの作りこまれ方、空高くでまーくんが見えないくらいに*2国立競技場を埋め尽くし空に上がっていく風船の美しさ。
そして、今回はどの曲も照明の使い方がすごくすごくきれい。
わたしは幸運なことに、この次ももう一度このコンサートが見れます。来年1月の福岡まで、このコンサートがコンマスの手によってどれだけ作り変えられるのか、すごく楽しみにしています。
そしてたぶん、わたしが悲しかったのは、コンマスと一緒に10年もの時間を過ごした仲間たちの力のみでは、あれが限界だったのかなぁ、ということ。コンサートの良しあしなんてセンスや好みもあるので、人それぞれです。でもなんていうか、あの素晴らしいソロ曲群を用意することができたのに、どうして本編はこんななの(´・ω・`)って思ってしまいました。難しいね。

  • まーくん

わたしはやっぱり、まーくんが笑っていれば満足してしまう安いおたくなので、楽しそうに楽しそうに笑っていて本当に幸せな気持ちになりました。
ギフト〜マイガールの流れは、じっとまーくんを見ていたんだけれど、まーくん、なんだか前より大人になった気がします。今まで見たことのないくらい、穏やかで静かで優しい、感慨深そうなお顔で歌ってて、あぁ、初めて見るまーくんのお顔だなぁって思いました。マイガールでは愛情あふれんばかりの優しくて穏やかな笑顔で、それ以外のときはもう楽しくて楽しくて、全身を使ってそれを体現していたのだけれど、でもふとした瞬間に、今までに見たことのないお顔を見た気がします。
わたしの気のせいかもしれないし、そうじゃないかもしれない。プライベートで何かあったのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。でも、とにかく、わたしはあんなに落ち着いたお顔をするまーくんのこと、初めて見た気がします。
何の経験がまーくんをそうさせたか、正直わからないけれど、もっともっと変わっていくまーくんが見たいなぁと思ったのでした。

*1:ひとつはもちろん「ひぇー」による震え

*2:ここは不満