はなればなれ。

今日は相方ちゃんが香川に帰る日。寂しくてしょうがなくて、ばいばいの瞬間もなんとなくセンチメンタル。そのままわたしはバイトに。更衣室で携帯を開くと祖母からの着信と伝言で、したがって賭け直す。がんばってね、げんきでね、最後にあった日の話を、していると、もうほんとうにたまらなくなって、涙が止まらなかった。
祖母とは小学4年生からの9年間一緒に暮らした。なきながら帰ってきたわたしを「どうしたの?」と気にかけてくれるのも祖母で、毎日一緒にご飯を食べるのも祖母、毎日「おかえりぃ。」と言ってくれるのも、なかなか電話をしなかった一人暮らしをはじめたばかりのわたしに電話をしてね、と言ってくれたのも全部全部祖母だった。
わたしにとって祖母は実家の象徴みたいなもので、帰るべき場所が実家だとするなら、そこで迎えてくれるのは祖母だ。
母が働いて祖母が家のことをしていたので、大多数の家庭での父母は、わたしの場合父が母で、母が祖母だった。だから、わたしにとって家族、といえば祖母と母だ。
だから、そんな祖母と離れるのが寂しくないほうが嘘なのだ。ぼろぼろに泣く自分が恥ずかしいとはちっとも思わなかったし、しょうがないと思った。22年間好きなときに会いにいける場所にいてくれた祖母と、離れることを選んだ。後悔はほんとうにしているのだけれど、今更変えることもできない。何度も関西にしてもらうことはできないのか、と言ってくれた祖母の気持ちにこたえたいけれど、今更なのだ。
相方ちゃんが一年後東にきてくれることが今一番の望み。まずはGWまで、ガンバロウ。祖母もきっと、初夏までに一度は来る、と思いたい。千葉の従妹のところへ来ているときには会いに行くと約束したから、それが果たせるように千葉に来て欲しい。