獣の奏者

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

守り人シリーズでおなじみの上橋菜穂子さんの作品です。
電車での長時間移動の日に、ちょうど読もうと思っていた本を忘れてしまったので、駅でぱっと浮かんでこれを買って読んだのですが、なんとしょっぱなから重い。
主人公の少女・エリンの母が村の要である闘蛇の中でも、もっとも重要な存在<牙>を全頭死なせてしまい、その責任を取って闘蛇に喰い殺される…という始まり。重すぎて電車の中ではエリンが母を救うために湖に飛び込むところまでしか読めませんでしたよ…でもそれから夢中で文庫化されている、闘蛇編・王獣編を読み終え、そこまで読んで初めて王獣編が最終巻ではないことを知ったので、蔵書を確認して週末に図書館ダッシュしました。
文庫化されていたのなら本屋にダッシュだったのですが、文庫化されていなかったので…。作品をそろえるなら全部同じサイズで揃えたいので、買うのはちょっと躊躇われたのです。調べた金曜日には貸し出し中だったので、せめて予約だけでも!と思い日曜日に図書館に行ったら、ちょうど返却されていたみたいで、無事借りることが出来ました。というわけで目下夢中でこれを読む日々です。担急変読み終わったので次はいよいよ完結編!わくわくする〜。素敵な本に出会って続編を読み進めるわくわく感、ほんっとにしあわせを感じる。
守り人シリーズの最終巻が文庫化されていたのを、9月末ごろにようやく読んだので、それを期にシリーズ1冊目から再読していたんですが、結局夢の守り人を最後まで読んだところで一旦中断して、獣の奏者に集中しています。わたしは外に出るときは基本的に2冊本を持っていて、1冊がメインで2冊目はサブというか、メインを読み切ったときに読む用で、今は恩田陸さんのきのうの世界(上) (講談社文庫)を読んでいます。あまりのめり込めないので、合間合間でぬるっと読むくらいでちょうどいい…。
あとは定期的に来るきのう何食べた?再読ブームが来ていて、毎日寝る前にちょこっとずつ読んでます。最近はハチクロと、あと日高ショーコ作品*1を読み返してみたり。アイドルを見るのがちょっと辛いので、アニメとか漫画とか小説とか、フィクションの世界に逃げがちです。週末にBLOOD-Cを一気見したんだけど、最終回に至ってはどうしてわたしこれ見てるんだろう、どうしてわたしこれ見れてるんだろう…って遠い目をしたくなるほどえぐくてちょっとトラウマ…。面白かったんだけどね、だけどあれ地上波で放送するにはちょっとえぐいだろう…。
あとは予約していたiPhone4Sの入荷連絡が来たのでかわいいケースも物色中ー。ちなみにiPhoneは64GBのホワイトモデルにしました。動画持ち歩き方放題♡今の3GSは2年と2カ月、お世話になっているのですが、動作が鈍いのと、充電の減りが早いことくらいはまぁ我慢できたんですが、如何せん電波を拾いにくくなてきちゃって…。5を待ちたかったのですが、機器の寿命には変えられないのでね。早くお迎えに行きたいです。木曜日には行けるかな〜。

*1:BLの作家さんです