たいおん。

飲み会。
しんどいモードでごろごろしてたら、「眠いの?」って頭をぽん、ってされて、どうしようもなく嬉しかった。
ひとつひとつの言動に振り回されたり悲しんだり探ったり、そういういちいちが楽しくて苦しくて切なくて悲しい。
彼から触れられたのは初めてで、それがほんとうに嬉しかったから、やっぱりこれは恋なのだろう、と思った。
触れたいけれど、好きだからこそ簡単には触れられない。
目を見てしゃべってくれるところがすき、きちんと話をきいてくれるところがすき、やわらかい笑顔がすき、まっすぐで気遣いさんなところがすき、表情も身体も髪の毛の跳ね具合まで今は愛おしくてあぁこれがわたしのものになればいいのに、自由に触れられるものならいいのに、と思う。
恋をしているときの、こういうふわふわして恥ずかしいくらいの日記は、後から読み返すと恥ずかしいけど優しい気持ちになるから、きらいじゃないんだ。